商品を物色していると、相場より安いく設定金額であっても買い手のつかない商品を見かけることがあります。
なぜ売れ残ってしまうのでしょうか?取引を多く経験していると、そこには共通点があることが分かりました。
今回は、商品を売れにくくしている4つの要素についてお話します。
①購入前にコメント
メルカリやラクマでは、特に事前にコメントすることなく購入手続きが可能です。
しかし、「購入前にコメントをください」とルールに掲げている出品者は少なくありません。
なぜコメントが必要なの?
コメントを要求する理由は様々です。
購入の直前にもう一度検品したい、購入希望者の評価をチェックしておきたい、そして最も多い理由は他のサイトでも同時に出品しているからです。
個人的には購入前のコメントに良いイメージはありません。
コメントが残るのでその商品を買ったことが他者にわかってしましますし(分かったからといって何かあるわけではないのですが)、コメントをしてもすぐに返事をくれる人ばかりではないので、待っている間に他の人に買われてしまうことも多々あります。
手間が増えると面倒になる
本来ならばボタン1つで購入できるシステムですが、「購入前のコメント」を強要すると、1つ工程を増やすことになります。
このようにワンクッション置くだけでも人は面倒に感じてしまいます。
ラクマの購入申請機能を使おう
メルカリとラクマに同時に出品している場合は、購入申請機能をうまく使いましょう。
この機能はラクマにありますが、購入申請を「あり」に設定しておくだけで即買いを防ぐことができます。
購入前にコメントをもらわなくても、同時出品に対応できるのでぜひ利用してみてください。

②マイルールが多い

プロフィールに独自のルールを記載している人がいます。色んな取引を経験すると、自己防衛のために書く内容が増えていってしまうのでしょう。
しかし、そのプロフィールを見た人は「面倒くさそうな人だな」と感じてしまいます。要望が多かったり、口調のキツい方は、トラブルになると面倒なのでなるべく関わりたくありません。
例え出品している商品を欲しいと思っても、プロフィールを読んだ時点で敬遠されてしまいます。
③実物の写真がない
ネットで拾ってきた画像のみを掲載している人をたまに見かけます。
やはり「実際に送られてきたら写真と全然違った」というトラブルにつながり兼ねないので、警戒されてしまいます。
ちなみに、実物の写真を載せないのは禁止行為ですのでご注意ください。
④トップ画像に全て写っていない
たまに1枚目の画像に、販売している商品を全て載せていないことがあります。
例えば、化粧品のトライアルセットを販売していて、「画像2枚目のハンドクリームと顔パックもお付けします」というようなケースです。
多くの人がスルー
ほとんどの人は、トップ画面と値段を見るだけで通り過ぎて行ってしまします。個別の商品ページを開いて、説明文や全ての画像をチェックする人は全体のうちほんの一握りです。
そのため、1枚目に商品を全て載せていないと、多くの人が「高いな」と思ってスルーしてしまうのです。
購入側からすれば「掘り出し物を見つけた」ような感覚で嬉しいわけですが…
わたしは商品を物色していることが多いので、このように個別のページを開けばおトクだと分かる商品が売れ残っているのをよく見つけます。
自分の商品を選んでもらうために

ここまでご紹介した4つのケースは、実際に目にしたことのある方も多いと思います。
些細なことだと感じるかもしれませんが、購入者は直感的に色んな物を感じ取っています。他にも似たような商品が出品されていれば、別の出品者の商品を選んでしまう可能性も高くなります。
もし心当たりが1つでもあれば、改善してみてはいかがでしょうか。
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